#35 El español del Perú
Hola.
もう、5月は終盤、
日本も急に暑くなり、
夏に着々と近づいているみたいですね!
こっちはといえば、
もう夏休み待った無し。
少し早い気がしますが、
夏に何をするかという話で持ちきりです😏
私にとっては、
人生で初めて、「寒い夏」を体験するわけです⛄️🏄♂️
さて、
私は、こっちに来てスペイン語を勉強してるわけですが、
日本で習うスペイン語とは、
少し違います。
なぜかというと、ペルーのスペイン語だから🇵🇪
ペルーは独立前、スペインの支配下にあったから、
今でもスペイン語を話す。
というのは、
周知の事実ですが、
スペインで話されているスペイン語をそのまま話しているかというと、
そうではありません。
ペルー土着の文化、言語、そして歴史など多くの影響を一身に受けて、
今の「ペルーのスペイン語」があるわけです。
現地では、これを、
Español スペインで話されているスペイン語
Castillano ペルー(ラテンアメリカ)で話されているのスペイン語
で区別しています。
*本来の意味は違います!
Castellanoというのはスペイン語の一方言です。スペイン語には大きく分けて4つの言葉があります。カステジャーノ(マドリード周辺カステージャ地方)、カタラン(バルセロナとしたカタルーニャ)、ガリエゴ(スペイン北部のガリシア地方)、アンダルース(スペイン南部アンダルシア地方) スペイン本国ではスペイン語のことをEspañol(エスパニョール)といいますが中南米ではCastellano(カステジャーノ)といいます。
言語が変化していくっていうのは、
当たり前といったら、当たり前の話ですが、
こっちに来てからずっと面白いなって思ってました。
日本は「日本語」しかもたない単一言語の国ですが、
そんな1つの国の1つの言語でさえ、
茨城弁だったり、関西弁だったり、と様々なバリエーションがあります。
これが 国境ないし大陸までまたいで存在したらどうなってしまうのか。
もはや、同じ言語なんて言えないかもしれませんね。
残念ながら、スペイン語の知識も足りず、
スペインにいったこともないので比較できませんが、
「スペインから来たスペイン語(Español)は、どんな歴史や物語があって、ここペルーで、今話されているスペイン語(Castillano)になったのか。」
気になりません!!!!??
気になるよね!!!????
そこで、こんな本を買いました!
数日前、
お昼を食べて、ケイタとふらっと大学の本屋に寄った時に見つけました。
このあいだの中間テストの期間、
スペイン語を勉強し始めて、
はじめてエッセイなどの長い文章を読みました。
今までの、スペイン語の勉強といえば、
単語や活用・文法をひたすら覚えたり、ワークを解いていったりと、
受験生がやるような勉強を続けていました。
でも、テスト期間にいざ長文を読んでみて、
「やっぱり楽しい。」
こう思いました。
思えば、英語を勉強ていた時も、
楽しかったのはこういう文章を読んで理解できた時。
もちろん、そのための単語や文法ですが、
使ってはじめて「言語」だ。
と、
思い出した瞬間でした。
それから、
スペイン語で本を読んでみたい!と思ってた矢先の出会いでした。
内容もドンピシャで、
「Tras Una Lengua de papel -El español del Peru」
あえて訳すと、
「紙のことばを追いかけて -ペルーのスペイン語-」
といった感じです。
ペルーで、スペイン語がどう形成されていったかが書かれています。
(だいぶ大雑把な要約ですが、こんな感じです。笑)
いざ読み始めてみると、
やっぱり読めない。
難しい!!!
でも、
楽しい!!!
正直、数ページ読むのにも何時間ってかかりますが、
やっぱり「綺麗な文章」を読むってのは素敵なことですね。
(知らない単語ばっかや!!!!笑)
全174ページ
6月月中には読めたらいいな!
ってことで、
帰国したら熱く語ってあげますね。
「言語とは何か。」
確実にうざい。笑
お楽しみに!笑
では、chao!!