#62 天国と地獄 -Huaraz旅 part6-
Hola.
うちのホームステイ先に続々と新メンバーが加わって、
老害感が出て来た今日この頃。
しかも、新しく来た3人、みんな女の子😳
彼女たちのキャピキャピ感に飲み込まれ、
わたしは静かにひっそりとペルーでの余生を過ごしています。笑
さて、今日はHuaraz旅行の続き。
(これ5月の話だぞ.......。笑)
とうとうpart6までやって来ました!!!
高度4200mの絶景を官能した私たちは、
いよいよ帰路に立ちます。
これから現れる絶景に対する胸の高鳴りを頼りに歩いた登り。
下りとはいえ、
あの過酷な山道また繰り返すのかと思うと、
足が急に重くなりました。
さらに、
登る前に散々念を押された制限時間。
「3時までに帰って来てね!」
「来なかったら容赦なく置いていくから。」
時間よりも多く頂上を楽しんでしまった私たちは、
帰りは少し急がなければならなく、
不慣れな高度、焦り、不安
などの不穏な空気が流れ始めていました。
ただ、帰りも絶景なのが、
このワスカラン国立公園のすごいところ。
あのLagunaの景色は一部に過ぎない、
と言わんばかりの絶景。
私たち一行も、
はや歩きながら、
そんな下り道を楽しみました。
異変が起き始めて来たのは、
下り始めて30分くらい経ってからのこと。
写真を撮る際に見た先輩の手が、
パンパンに腫れていました!
こんなの見たことない!!!!
2人で驚きながらも、
記念に撮影した写真がこちら👇
この辺から、
体に少しずつ異変が起き始めます。
(こんな余裕はどっかに行ってしまいました😨)
高山病になってしまうとまさに負のスパイラル!
頭が痛くなり、
休憩すると時間が奪われ、
急ぐとまた頭が痛くなる。
極端に酸素が薄いここでは、
体力的な疲れとはまた違った体への負担が降りかかります。
下り始めてから1時間。
そろそろ私もそんな痛みに苦しまれることになります。
そんななか、
頭の痛みと同じく私を苦しめた男がいた。
Juan🇨🇴
コロンビア出身で南米を一人旅している彼。
登りで仲良くなったのですが、
良い意味でも悪い意味でも
お節介野郎。 笑
「しゅんた!おれがスペイン語の練習付き合ってあげるよ!」
なんて言いながら、近づいて来ました。
ありがとう!
まじで助かる!
でもね、Juan。
今じゃない!!!!!
もう一度言う。
今じゃない!!!!!!
結局、最後1時間、みっちりスペイン語講座が始まりました。
頭の痛さは絶頂に。
当然、スペイン語なんて全く入って来ません。
その後は怒涛の質問攻め。
「日本の料理で何が一番好きなんだ?」
「ラーメンってうまいのか?」
「ラーメンとつけ麺の違いってなんだ??」
知らねーーーーーよ!!!!笑
高山病による頭痛。
登山による体の疲れ。
冷え切った体。
時間に間に合うかという不安。
いろんな痛みを味合うなか、
最後に私にトドメを刺したのは、
ラーメン食べたい欲でした。
(Juanのおかげで思い出した😭)
「あああああああ、鶏々食いてーーーーーーー。」
(鶏々って言うのは、大学の近くにあった最高に美味しいつけ麺屋。)
https://tabelog.com/ibaraki/A0802/A080201/8014996/
標高4200mで見たものは、
世界最高の絶景と、
頭に浮かんだつくばで一番美味しいつけ麺の風景でした😭
留学中に一番辛いのは、
やはりいつも食べていた好物。
それを思い出してしまったらもう最期。
そこに待っているのは、地獄なのであった。
結局、帰りの集合場所にたどり着いたのは、
制限時間の10分後。
ちょっと遅れてしまったが、
そこはご愛嬌。
高山病の頭痛は、その後丸一日くらい続いたが、
この日に味わった
天国と地獄
はもう一生忘れることはないだろうな〜〜〜〜😂
と言うことで!
これにて、Huaraz旅編、終了😉
ペルーに来て初めていった旅行ってのもあって、
今でも大切な思い出として心に中にしまってあります😊
明日からは、
おまたせ、日本から来た友達2人との、
マチュピチュ編!!!!!
お楽しみに✨
chao!!!!