#34 Lima maratón 2018 その2
Hola.
昨日に引き続き、リママラソンの話😊
順調に走り進め、
だいたい10kmの地点にある第2給水所までやって来ました。
給水所では水と一緒にゲータレードが配られてて、
これがまたうまい!!!
日本では、
「なんだこの着色料の塊みたいな飲み物は」
みたいに思ってましたが、こういう時に飲んでみると
こいつが生まれて来た意味がわかる気がしました。笑
少し休憩も兼ねて、
走る足を止め、歩いたり、屈伸をしたりしていました。
その時!!!!!
「あれ??」
足を止めて、やっと自分の体が悲鳴を上げていることに気づきました。
(10kmで大袈裟だと言われるかもしれませんが、マジです😂笑)
まずは足裏、
そしてだんだんと膝にまで痛みがのぼって来ました。
さっきまでの軽い足取りは嘘のように、
足が重い!!!!
休憩からの最初の走り出しはもちろん、
走り出してからも、
一歩一歩に気合がいるくらい足が重かったです。
おそらく
問題だったのは、靴です。
私は、普段からサッカーのトレーニングシューズでランニングをしています。
足裏にはポイントがついていたりして、硬く自由がききません。
サッカーをするときはもちろんですが、
いつもしているランニングにも使いやすく愛用していました。
でも、今回ばかりは少し違います。
距離を重ねるごとにその負担は顕著に😨
今日の教訓:走るときはランニングシューズ
(当たり前や😳 )
すこしマラソンをなめていたかもしれないですね😂
ただ、
それでも、あまりペースを落とすことなく走り続けられました。
24時間マラソンでよく、
「沿道の皆さんの応援が励みになりました。」
なんていうけど、
あれ、本当です。
全く知らない人だけど、
みんなマラソンと聞きつけて、
必死に応援してくれました。
Vamos! Vamos!
Chico! Chico!
Animo! Animo!
そんな温かい声援を聞いて、
だいぶ救われました。
そして、
運命の15キロメートル地点。
走る前は、正直15〜18が一番きついだろうなと思っていました。
(そこからはラストだから頑張れるだろうっていう考えです😏)
しかし、
それ以上に、ここから、思いもよらない事態が私を襲います。
腹が痛い。
こっちに来て、あんまり腹を下したことなかったのに、
なぜかこの絶妙なタイミングで腹を下しました😱
多分、汗で濡れたシャツに、風が当たって、
めちゃくちゃ冷えたんだと思います。
「ここでかよ!!!!」
このときすでに、
残り 5km。
運営側も、
ここまで来たらトイレはゴールしてから行ってね ♪
といわんばかりに、トイレなんて見つかる気配がありません。
ましてや、ここでトイレなんて行ったら、
ここまで走り続けたのに悔しい。
足の痛みなんてどうになっでなります。
でも、腹の痛みばかりは、意識が遠のくほど辛いものでした。。。
残り、3km。
レースも終盤。
ここまでくると、
いろんなドラマが目の前で繰り広げられました。
例えば、娘・父で走ってる親子。
娘の方が、もう限界のようで、
「Agua!!!!!! (水)」
と叫びながら発狂していました。
父も、
「Un poco más!!!!! (もう少しだから)」
何が面白かったって、
まさに熱血親子で、声がいちいち大きい。
抜かした後も、何10mかは二人の熱血やりとりが聞こえていました。笑
(おそらく、その大声が疲れてる原因ですよ😂)
そんなこんなで、
やっと残り1kmまでやって来ました。
(必死すぎて、指がガン写りしてる。笑)
もうここまで来たら、
ゴールも秒読みです。
頭に流れたのは、やはり、
「サライ」
さくら〜ふぶ〜きの〜 ♫
さらい〜のそらへ〜 ♫
ラストスパートなんてする元気も余裕もありません。
ただ、
だんだんと近づいてくるゴールのゲートをぼーっと見つめてるだけでした。
思い返せば、
ここに来るまでにいろんなことがありました。
辛かったことも、楽しかったことも。
リマの街並みも綺麗だったし、
発見もいっぱいあった。
今日、ここに来て本当に良かった。
残り100m。
頭に、浮かんだ言葉はただ一つ。
「早くトイレに行きたい。」
、、、、
どんな感動も、腹痛には勝てなかったみたいです😂
ゴールまであと何メートル。
は、いつの間にか、
トイレまであと何メートルに変わっていました。
そして、迎えた感動の瞬間。
ゴールラインを踏んだときは、感無量でした。
完走できたっていう安堵と、
終わって少し寂しいという不思議な気持ち。
もちろん、真っ先に駆け込んだのはトイレですが、
その後は、
初めて参戦したマラソンを振り返って、
しばらく感傷に浸っていました。
記録は、2時間40分。
3時間を目標にしていたので、
なんだかんだ いいペースで走れていたんだと思います。
走り終えた同じランナーたちの、
嬉しそうな顔を眺めるのも、
また一興です。
体はボロボロでしたが、
心は喜びや達成感で満ちていました。
完走した人全員がもらえる、
アディダスのメダル。
21K
と刻まれたこのメダルは、一生の思い出ですね😊
この日は、帰ってから、めちゃくちゃ寝ました😴
本当に疲れましたが、
この達成感は癖になるなというのが感想です。
機会があったらまた出てみたいな!
次は、42.195km !!
何より、思い出に残るいい一日になりました。
皆さんも、マラソンに出るときには、
腹痛にはご注意を。
ではでは、Chao!! おやすみ!!