#30 悲劇の村 -Huaraz旅 part2-
Hola.
記念すべき30投稿目です!🎉
半年で100投稿だとすると、月で最低15投稿、、、
間に合ってない😵
5月で遅れを取り戻すぞ😏
さて、昨日のつづき。
いよいよ、4日間のワラスツアーがスタートです😊
待ち合わせは、Plaza de Armas。
(昨日と同じ写真ですね🙇♂️)
数分待っていると、ツアー会社の人が迎えにきました。
1日目の目的地は、
El campo santo de Yungay
ユンガイ村です。
ここは、通称 悲劇の村。
(また勝手に名付けました🙇♂️笑)
なぜ悲劇なのか。
遡ること、約50年前、
ここユンガイ村は、
ペルー最高峰の山”ワスカラン”の麓で、
約18000人の人々がこの大自然のもと、
静かに暮らしていた。
しかし、
悲劇は突然訪れた。
1970年5月30日、
アンカシュ地震が発生、
マグネチュード7.9の激しい揺れがこの地を襲いました。
そしてその数分後、
ペルー最高峰ワスカランの山頂近くの氷河が大崩落を起こし、
測りきれないほどの氷塊と土砂が
標高差3000mから流れ落ちたのです。
その時速は300km。
あっという間に、ユンガイ村はこの雪崩、土砂崩れに飲み込まれ、
住民18000人のほとんどが犠牲となりました。
だから、悲劇の村。
今では、ペルー政府がこの地を国有化し、
国立墓地指定しています。
そんな、ユンガイ村に行ってきたわけです。
一見、普通の公園のように見えますが、
入って最初に目に入るのは、
丘の上にある巨大なマリア像。
異変に気付いたわずかな住民がこの丘の上に駆け上ったそう。
そして、この丘こそが国立墓地。
この丘は五段くらいになっていて、
段ごとに眠っている犠牲者の年齢層が違うといいます。
例えば、一番上は赤ん坊や子供。
理由は、「太陽に近いから。」だそう。
(ここは全然ガイドの言ってることが理解できませんでした😂笑)
丘の頂上にあるのがマリア像。
このマリア像は、
ちょうど
ワスカランの山峰の方角を向いているそうです。
それは、つまり、
この村を飲み込んだ氷塊・土砂が流れてきた方向。
今では、このマリア像が犠牲者を、
そしてこのユンガイを見守っているというわけですね。
このユンガイ村跡地には、
いまでもその惨劇を語るものが多く残されています。
ワラスに来るまで全く知らなかった、
ここペルーで起きた悲劇。
それが知れただけで価値のある1日でした。
人間は、いつも自然の猛威に屈してきましたが、
その度にその脅威に対抗し、乗り超えてきました。
だからこそ、
このように犠牲になった人々を忘れてはいけない。
いま、このユンガイ村から2km南に、
新しく「ユンガイの街」が出来ています。
標高2500kmに、
9000人の新たなユンガイの民が生活しています。
50年前の悲劇の上に、
今日も命を繋いでいます。
面白い歴史や興味深い歴史、感心する歴史もありますが、
悲しい歴史もまた、学ぶべき歴史なんだ と
改めて感じた1日でした。
(めっちゃ軽いこといってごめんなさい🙇♂️)
まあ、なにが言いたいかというと、
アイス美味しい。 笑
ワラスは意外にも、アイスで有名な街です🍨✨
ちなみに写真は、チリモヤ味とセルベーサ(ビール)味!
意外に、ビール味いけますよ!!!
(ラムレーズンっぽい。)
こんな風に、食も歴史も堪能しながら、
ワラス旅は続くのでした。
ではでは、また明日🤘
Chao!